[2017/2/24] アラブ首長国連邦 (UAE) の宇宙センター

アラブ首長国連邦・ドバイ郊外で開かれた Frontiers in Theoretical and Applied Physics |UAE 2017 (FTAPS 2017) に,NICT・垰さんと共に参加して参りました.会場になったkasaba@pat.gp.tohoku.ac.jpには,以前ミシガン大シミュレーショングループの一員で木星熱圏モデル専門家の T. Majeed がおり,そのご縁での参加です.参加者には,同じく巨大惑星大気モデル屋である Ingo Mueller-Wodarg(ICL/UK, JUICE RPWI仲間でもある)や,旧知のインド・中国メンバーも来ており,のんびりといろいろな話をしてきました.

下記写真は,その折に連れて行かれたUAEの宇宙センター,MBRSC(The Mohammed bin Rashid Space Centre)です.現在2機の衛星を運用しており,コロラド大・LASPを含め米国組が製造中のUAE初の火星探査機 HOPE くん(2021年打上予定.そういえば,うちらの初の火星探査機も「のぞみ」=「HOPE」でしたねえ・・・・)の運用を予定しています.

私は,午前にあった自分の講演において「日本の惑星探査の歴史(さきがけ・すいせい > のぞみ > はやぶさ > あかつき・・・と続いた事故のお山からなる「苦難の歴史」)を「ひさき」「あかつき」の最新成果紹介と共に行なっていたたため,「どう思う?」とちょろちょろ聞かれたのですが,「数十年継続的に頑張るなら,なんでもできる,であろう」というのが感想ではあります.「質を伴った人の蓄積」こそが重要なので.

金曜(イスラム圏では休日)だったためか構内にはほとんど人はいませんでしたが,このスペースセンター,百数十名の勤務者がいるそうです.UAEの宇宙庁とここの人たちが今後どれだけ継続的に頑張っていくか,それ次第かと.