2020

  1. Kamada, A., T. Kuroda, Y. Kasaba, N. Terada, H. Nakagawa, and K. Toriumi (2020), A coupled atmosphere-hydrosphere global climate model of early Mars: A ‘cool and wet’ scenario for the formation of water channels, Icarus, Vol. 338, 113567, doi:10.1016/j.icarus.2019.113567.
  2. Nakagawa, H., S. K. Jain, N. M. Schneider, F. Montmessin, R. V. Yelle, F. Jiang, L. Verdier, T. Kuroda, N. Yoshida, H. Fujiwara, T. Imamura, N. Terada, K. Terada, K. Seki, H. Groller, and J. I. Deighan (2020), A warm layer in the nightside mesosphere of Mars, Geophysical Research Letters, Vol. 47, e2019GL085646, doi:10.1029/2019GL085646.
  3. Murata, I., K. Noguchi, Profile retrieval of the stratospheric ozone and nitrogen dioxide with spectrometer type balloon-borne optical ozone sensor, JAXA Research and Development Report, JAXA-RR-19-002/0001, 1-8, https://doi.org/10.20637/JAXA-RR-19-002/0001, 2020.
  4. Nara, Y., T. Imamura, K. Masunaga, Y. J. Lee, N. Terada, K. Yoshioka, A. Yamazaki, K. Seki, I. Yoshikawa, M. Yamada, and S. Watanabe (2020), Vertical coupling between the cloud-level atmosphere and the thermosphere of Venus inferred from the simultaneous observations by Hisaki and Akatsuki, Journal of Geophysical Research, Vol. 125, e2019JE006192, doi:10.1029/2019JE006192.
  5. Sakata, R., K. Seki, S. Sakai, N. Terada, H. Shinagawa, and T. Tanaka (2020), Effects of an intrinsic magnetic field on ion loss from ancient Mars based on multispecies MHD simulations, Journal of Geophysical Research, Vol. 125, e2019JA026945, doi:10.1029/2019JA026945.
  6. Hideaki Nakajima, Isao Murata, Yoshihiro Nagahama, Hideharu Akiyoshi, Kosuke Saeki, Takeshi Kinase, Masanori Takeda, Yoshihiro Tomikawa, Eric Dupuy, and Nicholas B. Jones, Chlorine partitioning near the polar vortex edge observed with ground-based FTIR and satellites at Syowa Station, Antarctica in 2007 and 2011, Atmos. Chem. Phys., 20, 1043–1074, https://doi.org/10.5194/acp-20-1043-2020, 2020.

大学院入試説明会の仙台会場開催中止とオンライン開催のお知らせ

新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、今年の入試説明会は、仙台会場での開催は中止し、3月16日4月4日にオンラインで行います。 東京会場では今のところ4月25日に開催予定ですが、こちらもオンラインに変更するかもしれません。 詳しくは大学院入試説明会の頁をご覧ください。

38億年前、火星には雨と雪が降った? 全球気候モデルが示した流水地形の再現メカニズム

2018年春に修士課程を修了した鎌田君の研究成果です。

A. Kamada, T. Kuroda. Y. Kasaba, N. Terada, H. Nakagawa, K. Toriumi
A coupled atmosphere-hydrosphere global climate model of early Mars: A ‘cool and wet’ scenario for the formation of water channels
Icarus, Vol. 338 (1 March 2020)
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0019103518300927

理学研究科Webのお知らせ記事
https://www.sci.tohoku.ac.jp/news/20200302-10984.html

火星の地表面には約38億年前にできた液体の水が流れた痕とされる「流水地形(バレーネットワーク)」が数多くありますが、それらの形成に必要な温暖な気候を維持する仕組みはわかっていません。これは、当時の太陽が現在より暗く、二酸化炭素の濃い大気をもたせても十分に暖まらないためです。本研究は、この時代の火星の気候と流水を再現できる新たなモデルを開発し、当時の火星が夏に降雨、冬に積雪する「冷涼・湿潤」な気候である可能性を示し、またこの気候が約100万年継続すれば現在の流水地形が形成できることを示しました。これは、隕石の衝突や火山の噴火など突発的な温暖化を考慮しなくても地表に流水が存在しえたことを初めて提唱する結果です。地表に液体の水を持った「第2の地球」の探索に新たなヒントを与えるものです。

流水地形の分布。赤い部分が集中して存在する箇所。(出典:B.M. Hynek et al., Updated global map of Martian valley networks and implications for climate and hydrologic processes, Journal of Geophysical Research Planets, Vol. 115, E09008, doi:10.1029/2009JE003548)
私達のモデル(二酸化炭素 96%、水素3%を主とする地表1.5気圧の大気を持つ)で再現された、流水地形を作るのに必要な「冷涼・湿潤」な気候の継続期間(単位:万年)。


院試説明会

院試説明会を3/16(月)と4/4(土)にN404室で開催予定です。

http://www.gp.tohoku.ac.jp/entrance-exams/entrance-exams-briefing.html
http://www.gp.tohoku.ac.jp/entrance-exams/entrance-exams-top.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第249回TOEIC L&R公開テスト(試験日:2020年4月12日(日))
申込締切は2020年3月3日(火)15時

第250回TOEIC L&R公開テスト(試験日:2020年5月24日(日))
申込締切は2020年4月7日(火)15時

第251回TOEIC L&R公開テスト(試験日:2020年6月28日(日))
のスコアは、本一般選抜試験の出願書類の受付期間後に追加提出が可能。

第252回TOEIC L&R公開テストは対象外となりますのでご注意ください。 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

7th International Conference on Mars Polar Science and Exploration

助教の黒田です。
1月13~17日、「火星極域の科学と探査」をテーマとした表記ワークショップに参加してきました。
https://www.hou.usra.edu/meetings/marspolar2020

Seventh International Conference on Mars Polar Science and Exploration

これがどこで開催されたのかというと

南米の南の果て、南緯55度の街・ウシュアイア(アルゼンチン)。行くだけで片道丸2日かかった地球の裏側。
火星の極域科学を地球の極域付近で議論するという素敵な企画でした。

森林限界がくっきり現れた山並み。

ペンギンにも会いました。

参加者は米国の火星大気・氷床の研究者が中心。
私は極域CO2降雪研究の発展成果を発表、座長も務めてきました。
ドイツ時代の同僚や懇意なNASAの研究者にも会って、楽しく過ごしました。

天頂付近で輝く南十字星と逆さオリオン。
「世界の終わり」と書かれた街のシンボル標識。



パリ・ソルボンヌ大学LATMOS訪問

11月20日に、私が博士課程で1年間留学予定のソルボンヌ大学LATMOSへ訪問しました。

LATMOSでは、探査機MAVENなどの観測データとの比較に重きを置いた数値モデル開発が行われています。

今回の訪問では、Francois Leblanc先生とこれからの博士研究の計画について議論してきました。開発するモデルについての深い議論や、どの観測機器のデータと比較可能かなど具体的な話ができ、とても有意義な時間でした。

Sorbonne University Pierre and Marie Curie Campus

夜はFrancois先生のご自宅に招待いただき、先生の奥さんに手料理を振舞っていただきました。とても美味しかったです。Merci!

夜のエッフェル塔

パリではほとんど観光の時間が取れなかったですが、エッフェル塔は見に行けました。


次の訪問までには少しフランス語を勉強します(宣言)

中村

ブリュッセル IASB訪問

11月の某日、ベルギーにおけるJAXAのような研究所”BIRA-IASB”へ訪問しました。

IASBには、火星の微量大気を観測するTrace Gas Orbiterという衛星に搭載された、NOMADという赤外分光器を開発・運用しているチームがいます。

今回は、NOMADチームのみなさんから、現在観測されているデータの高度範囲や精度を教えてもらい、私が行いたいと考えている研究が達成可能かどうかを議論してきました。

(研究所での写真を撮り忘れました。)

~ ****** ~

議論の後は、夕食とブリュッセル中心部の観光もしました!

IASBでお世話になった方々に観光までお世話になってしまいました。
ありがとうございました!

ところで、ベルギーにはビールの種類が公式でも400個以上あるそうです。
毎日一個ずつ飲んでも足りないですね。ビール好きはお試しあれ。

よしだ

コロラドLASP

NASA火星探査衛星MAVENとの共同研究のため、アメリカ・コロラド大学のLaboratory for Atmospheric and Space Physicsを訪れました。とても有意義な議論と新しい発見があり今後の研究が益々楽しみになってきました。 Many thanks for Nick, Dave, Sonal, Justin, and K!! 中川

アメリカのコカ・コーラ

AGUのあとにコロラド大学のLASPに出張中のよしだです。
(ここにくるといつもアレルギー症状に悩まされます…寒暖差ですかねぇ)

ところで、アメリカにはコカ・コーラの特別なフレーバーがあるという噂を聞きつけたので、検証するためにスーパーへ行ってみました。

….チェリー味とバニラ味を見つけました。

日本に持ち帰れたら、お土産にしようと思います。
寺田先生にもぜひ試していただきたいところです。

よしだ

惑星圏物理学分野の古賀 亮一さん(D3)が地球電磁気・地球惑星圏学会において学生発表賞を受賞

惑星圏物理学分野の古賀 亮一さん(D3)が、地球電磁気・地球惑星圏学会(SGEPSS)第146回講演会(2019年10月23日-26日)における学生発表賞(オーロラメダル)を12月8日に受賞しました。また、惑星大気物理学分野の高見 康介さん(D3)、吉田 奈央さん(M2)、宮本 明歩さん(M1)、惑星圏物理学分野の山口 和輝さん(M1)が、次点に相当する優秀発表者に選ばれました。受賞者および優秀発表者の講評等はSGEPSSのWebで公開されています。授賞式は来年5月のJpGU2020年大会中のSGEPSS総会で行われます。

地球電磁気・地球惑星圏学会第146回講演会 学生発表賞(オーロラメダル)受賞者

発表者: 古賀 亮一(惑星圏物理学分野、博士後期課程3年)
発表題名: ALMAアーカイブデータ解析による木星衛星イオの二酸化硫黄大気の火山噴火成分の検出

地球電磁気・地球惑星圏学会第146回講演会 優秀発表者

発表者: 高見 康介(惑星大気物理学分野、博士後期課程3年)
発表題名: Temperature in the Venusian mesosphere observed by mid-infrared heterodyne spectrometer in 2018

発表者: 吉田 奈央(惑星大気物理学分野、博士前期課程2年)
発表題名: Atmospheric compositions in the ionosphere/thermosphere on Mars observed by NGIMS and IUVS on MAVEN

発表者: 宮本 明歩(惑星大気物理学分野、博士前期課程1年)
発表題名: 中間赤外ヘテロダイン分光観測から得られた火星中間圏での2018全球ダストストームによる東西風加速

発表者: 山口 和輝(惑星圏物理学分野、博士前期課程1年)
発表題名: ひさき衛星観測との比較を目指した木星内部磁気圏プラズマの動径方向拡散モデルの開発

地惑融合勉強会2019

この勉強会は分野間の相互理解を深め, 新たなサイエンス創設・若手育成を図る場です. オープンで気軽にご参加いただける集まりになっています. 講演も各分野の用語解説から最先端のサイエンスまで様々です. 詳細・質問など, お近くのメンバーまでお気軽にお問い合わせください.  (世話人, 中川 広務)

2019年度スケジュール

第25回勉強会
日時;2019年9月25日(水)16:00JSTから
タイトル:MMX/MacrOmega BBM地上評価試験結果紹介
担当者 : 松岡萌(JAXA)・中川(東北大)

過去のリスト

*資料はこちらから (member only)

第24回勉強会
日時;2019年8月28日(水)16:00JSTから
タイトル:地球vs火星の超高層大気比較, 自身の研究紹介
担当者 : 中川広務(東北大), 清水雄太(東大)

第23回勉強会
日時;2019年8月7日(水)16:00JSTから
タイトル:RSL融合研究進捗・H2O2融合研究提案
担当者:青木(IASB)・黒川(ELSE)・今村(ELSE)・田畑(東大), 笠羽(東北大)

第22回勉強会
日時;2019年7月17日(水)13:00JSTから
タイトル:宇宙塵が惑星大気に及ぼす影響について
担当者:中村勇貴(東北大)

第21回勉強会
日時;2019年7月3日(水)13:00JSTから
タイトル:火星の化学組成(吉崎)・自身の研究紹介(野田)
担当者:吉崎昴(東北大)・野田夏実(ELSE)

第20回勉強会
日時;2019年6月19日(水)13:00JSTから
タイトル:火星における塩水流による地形的特徴に対する塩析出の役割(今村)・JIRAMエウロパ論文紹介(古賀)
担当者:今村翔子(ELSE)・古賀亮一(東北大)

第19回勉強会
日時;2019年5月22日(水)
タイトル:Search of shallow subsurface reflectors around RSLs in Martian Chryse and Acidalia planitiae by the MRO/SHARAD public data
担当者:大浦愛菜(東北大学)

第18回勉強会
日時;2019年3月13日(水)
タイトル:天文学における元素の起源の理解
担当者:田中雅臣(東北大学・天文)

第17回勉強会
日時;2019年2月13日(水)
タイトル:始原的隕石の2次元・3次元観察から探る初期太陽系物質進化
担当者:松本恵(東北大学・地学)

第16回勉強会
日時;2019年1月30日(水)
タイトル:希ガス宇宙化学 – 隕石から惑星大気まで –
担当者:小長谷智也(東北大学)

第15回勉強会
日時;2019年1月16日(水)
タイトル:宇宙塵研究の意義と南極微小隕石
担当者:清水翔太(東北大学)

第14回勉強会
日時;2018年12月19日(水)
タイトル:BepiColomboのサイエンス意義、水星の話
担当者:村上豪(JAXA/ISAS)

第13回勉強会
日時;2018年12月12日(水)
タイトル:隕石の宇宙化学
担当者:吉崎昴(東北大学)

第12回勉強会
日時;2018年11月14日(水)
タイトル:分野横断的アプローチで紐解く惑星大気と表層水の起源と進化
担当者:黒川宏之(ELSI)

第11回勉強会
日時;2018年10月17日(水)
タイトル:勉強会の今後の方針と活動について

第10回勉強会
日時;2018年10月2日(火)
タイトル:勉強会の今後の方針と活動について

第9回勉強会
日時:2018年9月11日(火)
タイトル:最新火星探査MAVEN/MMXで目指すサイエンス
担当者:中川広務・吉田奈央(東北大学)

第8回勉強会
日時:2018年9月4日(火)
タイトル:木星電波による氷衛星地下構造の探査
担当者:熊本篤(東北大)

第7回勉強会
日時:2018年8月21日(火)
タイトル:火星のレオロジー構造
担当者:松岡友希(広島大)

第6回勉強会
日時:2018年8月7日(火)
タイトル:鉱物分光レクチャ&はや2物理特性実験
担当者:天野香菜 (東北大)

第5回勉強会
日時:2018年7月17日(火)
タイトル:大気分光レクチャー
担当者:吉田奈央(東北大)

タイトル:欧州のExoMars TGOによる 火星大気観測
担当者:青木翔平(IABS)

第3回勉強会
日時:2018年6月19日(木)
タイトル:ガリレオ衛星の近赤外観測について
担当者:北元(JAXA/ISAS)

第2回勉強会
日時:2018年6月5日(火)
タイトル:地上観測紹介・はや2/MMXで目指すサイエンス
担当者:松岡萌(JAXA/ISAS)

第1回勉強会
日時:2018年5月8日(火)
タイトル:室内実験紹介・氷衛星について
担当者:木村智樹(東北大)

第0回勉強会
日時:2018年0月0日(0)
タイトル:概要・研究紹介
担当者:中川広務・松岡萌(東北大)

メールメンバー(名, 順不同)

松岡萌(JAXA/ISAS)
北元(JAXA/ISAS)
村上豪(JAXA/ISAS)
野村麗子(JAXA/ISAS)
植村千尋(JAXA/ISAS)
黒川宏之(ELSE)
庄崎弘基(ELSE)
今村翔子(ELSE)
野田夏実(ELSE)
伊藤祐一(北大)
吉田辰哉(北大)
仁木創太(東大)
清水雄太(東大)
田畑陽久(東大)
青木翔平(IASB, ベルギー)
相澤紗枝(IRAP, フランス)
松岡友希(広島大)
天野翠(広島大)
天野香菜(東北大・地学)
榎戸祐馬(東北大・地学)
小長谷智也(東北大・地学)
吉崎昴(東北大・地学)
清水翔太(東北大・地学)
五十嵐彰(東北大・地学)
中村智樹(東北大・地学)
田中雅臣(東北大・天文)
片田亮(東北大・地物)
塚田悟輝(東北大・地物)
小山俊吾(東北大・地物)
田邊正樹(東北大・地物)
中村勇貴(東北大・地物)
吉田奈央(東北大・地物)
大浦愛菜(東北大・地物)
古賀亮一(東北大・地物)
木村智樹(東北大・地物)
笠羽康正(東北大・地物)
黒田剛史(東北大・地物)
晝場清乃(東京理科大)

これまで覗きに来てくれた人(順不同)

小林詩歩(東北大・地学)
松本恵(東北大・地学)
村田功(東北大・地物)
山田(NICT)
垰千尋(NICT)
藤縄(NICT)
山内(NICT/学芸大)
宮本明歩(東北大・地物)
熊本篤史(東北大・地物)