[MILAHI]アップデート @Haleakala, Maui

5月21日から31日まで、東北大学が開発している中間赤外レーザーヘテロダイン分光器(Mid-Infrared LAser Heterodyne Instrument: MILAHI)に新しいデジタル分光器をセットしに行きました。

地球と惑星の公転周期(速度)の差によって、惑星からくる光はドップラー効果によって本来の周波数からずれてしまいます。このずれをヘテロダイン分光器では捉えるわけですが、2.5GHzの周波数帯域を持つ新デジタル分光器ではMILAHIのターゲットとなる惑星の火星、金星の最大のドップラー効果による周波数のずれ(火星:1600MHz、金星:1400MHz)でも十分にスペクトル捉えることができるようになります。

アップデートしたMILAHIで取られた金星の波長10µmのCO2 non-LTE放射のスペクトルが下図になります。このグラフの横軸は周波数のずれ[MHz]、縦軸は地球大気との相対強度になります。こちらは、5分間積分したデータになりますが、実際には20分ほどの観測データを積分してノイズを小さくして風速や温度を取り出します。今回のデジタル分光器の設置で、これからのMILAHIでの観測の幅がさらに広がりました。(高見)

2017-JPGU

こんにちは、学部四年の鳥海です。
毎年恒例、5月末にあるJPGU(日本地球惑星科学連合大会)に行ってきました。

この学会では6日間に渡って、地球惑星科学分野の様々な先生方や博士、修士の先輩方が口頭発表やポスター発表をします。

自分達四年生は発表がないので、バイトをしながら興味のある分野の発表を聞いていました。初めて知るような内容のものが多くとても勉強になりました。自分達も来年から発表をするかと思うと今から緊張します。その為にもしっかりと勉強して、いい発表をしたいと思いました。

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2016年 地球電磁気・地球惑星圏学会(SGEPSS) 学生発表賞 授賞式

昨年2016年11月19~23日に開催されました地球電磁気・地球惑星圏学会(SGEPSS) 第140回講演会において、修士2年の鎌田有紘さんが学生発表賞(オーロラメダル)を授賞されました。

先日の日本地球惑星科学連合大会2017年中の地球電磁気・地球惑星圏学会(SGEPSS) 第141回総会におきまして、その学生発表賞(オーロラメダル)の表彰式が執り行われました。

授賞した鎌田さんから一言いただきました。

「今年(2017年)も授賞します。(鎌田さん)」

今年度の講演会でもインパクトのある研究成果を発表してくれるそうです。

鎌田さん、学生発表賞(オーロラメダル)の授賞おめでとうございます。                            (授賞式の様子)

2017-C領域合同蔵王BBQ

今年もこの時期がやって参りました。

昨年は風雨に見舞われ残念なBBQでしたが、今年は打って変わっての大晴天。見渡す限りの青空です。阿部さんに捕獲していただいた猪肉を一同で美味しくいただきました。

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続いて待ちに待った山菜の天婦羅。これも最高でした。蕨の天婦羅がこんなにも美味しいとは!!

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来年も天気に恵まれることを願います。

文責:鎌田有紘

B4歓迎会&お誕生日会

今日は待ちに待ったB4歓迎会&お誕生日会。

みんなで作った餃子を華麗に焼き上げるchef秋葉の華麗な手さばきに、惑大一同感動です。美味しく焼きあがった餃子に惑大一同舌鼓を打ちました。

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そして諸事情により2-4月合同誕生祭となったため、祝われる方が大量にいらっしゃいました。おかげで色々な味のケーキを各々味わうことができました。

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そして武田さんが南極から持ち帰ってくださった氷、ぷちぷちと空気が弾ける音がするなんとも不思議な氷を贅沢にロックにして、一同ジュースを飲みました。

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文責:鎌田有紘

CNES-IAS-JAXA F2F meeting

調印式とともに行われたface-2-face meetingの時の集合写真です (あいにく東北大勢は初日不参加で写真には居ませんが…;+)).これからより一層深まった日仏同盟の下, MMX搭載の赤外分光器を成功させるべく邁進します.

ISASにある桜の樹の下にて. 2017.04.10

C領域花見

4月15日にC領域合同のお花見を行いました!

桜は満開で絶好のお花見日和でした。午前中は。
午後になると、あれ?山の方に灰色の雲が。
天気大丈夫かな?と思ってると、降りました。土砂降りです。
大慌てで、片付けです。みなさんビショビショになりました。
そして、片付け終わる頃には、晴れ間がのぞいていました。
あるあるだと思います。

何はともあれ楽しいお花見でした。
準備をしてくださったM1の皆さん、ありがとう。

M2 寺田綱一朗

Implementing Arrangement between JAXA and CNES

(copy light by JAXA)

JAXAとフランス国立宇宙研究センターCNESは, H29年4月10日, 火星衛星サンプルリターンミッションMMXの検討に関する実施取り決めを締結しました. 私たちもチームメンバーである近赤外分光計について協力体制を強化していきます. 各方面で報道されました.

http://www.jaxa.jp/press/2017/04/20170410_cnes_j.html
http://www.sankei.com/photo/story/news/170410/sty1704100018-n1.html
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017041001100&g=soc
https://mainichi.jp/articles/20170411/k00/00m/040/094000c
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG10HE2_Q7A410C1CR8000/
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170410/k10010943591000.html
http://www.nikkansports.com/general/news/1805700.html
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00354985.html
http://www.huffingtonpost.jp/2017/04/10/phobos-deimos_n_15911168.html

リンク中の写真一番左が仏側の装置責任者Jean-Piere Bibring氏です. 昨日セブンイレブンでレジ脇にある月餅を全て買い占めていました….大好きなんだそうです.

MMX Mission (http://mmx.isas.jaxa.jp/index.html)

CNES (https://cnes.fr/en)

[2017/4/11] うちの機器@あらせ君,宇宙に響く「ぴよぴよ」声を捉える!

(by 笠羽)
JAXAのジオスペース観測衛星・あらせ君 [ERG: Exploration of energization and Radiation in Geospace] が,約3か月にわたる観測準備を無事終了し、3月24日から定常運用に移行しました。太陽活動に伴って大きく変動する地球周辺の宇宙空間、人類の宇宙活動の現場でもあるこの領域での高エネルギー粒子や電磁波などの観測が本格的に始まります。
[JAXA発表: http://www.isas.jaxa.jp/topics/000920.html]

この衛星プロジェクトは、平成25年12月に逝去された小野高幸名誉教授をリーダーとして開始されました。小野教授の心血が注がれたこの衛星には、私他の本学メンバーもまた心血を注いたプラズマ波動・電場観測器(PWE) [この紹介Webを作ろうとしていますが,暇がない・・・]、およびPWEを含め複数機器の観測データをまとめて処理するS-WPIA(ソフトウェア型波動-粒子相互作用解析装置)が搭載され、本衛星の主役をなします。
[東北大学の関わり] http://www.sci.tohoku.ac.jp/news/20161003-8051.html

現在,地球上各点に配置されたオーロラ観測拠点などとの共同観測を実施中(明日〜明後日,この総括研究会があります)で,その基本となる「コーラス」電波を確実にとらえることに成功しました・・・ので,最初のプレスリリースをだしました。可聴域でもある数kHzの周波数帯で発生し、音声に変換すると「小鳥のさえずり」が聞こえます(笠原さん@金沢大Webで聞くことができます)。このコーラスは、高エネルギー粒子群に満ち溢れた「ヴァン・アレン帯(放射線帯)」の消長に関わると提唱されており,あらせ君による「太陽によって変動する宇宙環境の擾乱」において最初の本命目標です.
なお,この電波を捉えるため,この衛星に関係する方々には,我々の一方的お願いである「電場の雑音出さないでね!」「磁場の雑音出さないでね!」「30mのアンテナ,ちゃんと伸ばしてね!」・・・という度重なるわがままに耐えて頂きました.チームの一員として,ここで深く御礼申し上げます.
次の発表としては,「ぴよぴよ声が電子を揺らす様を捉える! (by SWPIA)」を目指します.
[東北大学Press Release] http://www.sci.tohoku.ac.jp/news/20170411-9033.html
[金沢大学Press Release] https://www.kanazawa-u.ac.jp/rd/45590

<下図> 電場X/Y/Z,磁場X/Y/Zの6成分で見える「コーラス」電波(横軸:8秒間,縦軸:0-2kHz).この電波によって宇宙空間の電子が揺らされ,また電子が揺れてこの電波を作り・・・・というエネルギーのやりとりが,光速に近い速度で飛び回る放射線帯の粒子を作る・・・とされています.この確定的証拠を握るのが,ERGの目標の1つ.なお,宇宙を飛翔する衛星・探査機や有人活動は,こうした高い放射線を避け,また耐えながら,やっていく必要があります.(我々の場合,もっとひどい「木星」の環境で動かす必要があります....)

<おまけの図> 放射線帯(ヴァンアレン帯)を飛翔するあらせ君(© ERG project)と,それを見守る上杉神社のお札(1つは私の部屋,もう1つは宇宙研の運用室にあり).
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[2017/3/30] コズミックフロントNEXT「太陽系最大の惑星 木星の謎に挑む」

(黒田客員研究員 [NICT])
3月30日木曜22:00からNHK BSプレミアムで放送されたコズミックフロントNEXT「太陽系最大の惑星 木星の謎に挑む」に黒田剛史客員研究員(情報通信研究機構)が出演しました.黒田さんは,2017年度から客員准教授となります.

また初っ端には,JAXAの紫外線・極端紫外線望遠鏡衛星「ひさき」とハッブル宇宙望遠鏡を主軸とした木星オーロラ・磁気圏共同観測キャンペーンの話題が取り上げられ,本学出身の木村智樹さん(現:RIKEN)が長々と

番組の主題は「NASA探査機Juno」の話を前振りに,木星の「巨大磁気圏と強力なオーロラ活動」「大赤斑とその消長:だんだん小さくなっているのですよね」「その内部構造:金属水素とその運動による巨大な磁場生成)」「その起源:どのように,今の位置で木星のような惑星が比較的短時間で生成できたか」そして「木星の大気とより上層の電離圏との結合:先のNature論文ネタでもあり,我々の地上観測の狙いでもある」でした.木村くんは「トップバッター」,黒田くんは「おおとり」の顔的な役回りでしたね.

Junoの成果話がもっとでてくるのかと思っていましたが,まだ「First Results特集号」も出ていないので(もうすぐ出るが),「Juno成果特集」という意味では時期的にちょっと時期尚早でしたね.いずれにせよ,黒田くんネタでもあった「欧州次期木星探査機JUICE」につながっていく話であり,また我々がちょうど開発中のRPWI(5月に「EM = 試験モデル」の対欧州出荷を控える)にも連なっていく話でした.

H28年度学位記

皆様無事に学位記を頂きました. 大変お疲れ様でした. [撮影, 西條さん]

博士:高橋尚子さん(東大PDへ)
修士:高見康介さん(東北大DCへ),佐々木歩さん,前田紗和さん(就職)

恒例の贈り物(D:気象計,みなさん:”本”の本)とともに,人生を切り拓いて行ってください.