[2017/3/3] 金星探査機「あかつき」搭載のIR1・IR2、科学観測を休止 (news)

金星探査機「あかつき」に搭載された5つのカメラのうちの1つ,IR1・IR2(近赤外線用)が,観測を休止しました.
http://www.isas.jaxa.jp/topics/000901.html

昨年12月翌12月10日以降,両カメラの電源が投入できない状態です.あかつきは長期間の寄り道をしてきた結果,2010年打上げ以降すでに7年を経過しており,機器劣化のためなのでしょう.2016年末の軌道投入成功以降,ようやくデータが蓄積されつつあるところで,残念です.

東北大では,私がIR2の共同研究者,坂野井がIR1の共同研究者です.IR2の検出器は,今年度で退任される天文専攻の市川先生ともども修士の際にいじり倒していた曰く付きのもの.(先日の市川先生の最終講義でいきなりその写真が登場.当時を思い出すとなんとも言いようがない気分です.)

とはいえ,ここまで1年間蓄積されてきたデータはあり,また今後も観測が続くUVI(紫外線)・LIR(中間赤外線)カメラの観測は続きます.うちのメンバーは,これらの観測解析を地上観測・数値シミュレーションと噛み合わせつつ,研究を継続して行く予定です.

[2017/2/24] アラブ首長国連邦 (UAE) の宇宙センター

アラブ首長国連邦・ドバイ郊外で開かれた Frontiers in Theoretical and Applied Physics |UAE 2017 (FTAPS 2017) に,NICT・垰さんと共に参加して参りました.会場になったkasaba@pat.gp.tohoku.ac.jpには,以前ミシガン大シミュレーショングループの一員で木星熱圏モデル専門家の T. Majeed がおり,そのご縁での参加です.参加者には,同じく巨大惑星大気モデル屋である Ingo Mueller-Wodarg(ICL/UK, JUICE RPWI仲間でもある)や,旧知のインド・中国メンバーも来ており,のんびりといろいろな話をしてきました.

下記写真は,その折に連れて行かれたUAEの宇宙センター,MBRSC(The Mohammed bin Rashid Space Centre)です.現在2機の衛星を運用しており,コロラド大・LASPを含め米国組が製造中のUAE初の火星探査機 HOPE くん(2021年打上予定.そういえば,うちらの初の火星探査機も「のぞみ」=「HOPE」でしたねえ・・・・)の運用を予定しています.

私は,午前にあった自分の講演において「日本の惑星探査の歴史(さきがけ・すいせい > のぞみ > はやぶさ > あかつき・・・と続いた事故のお山からなる「苦難の歴史」)を「ひさき」「あかつき」の最新成果紹介と共に行なっていたたため,「どう思う?」とちょろちょろ聞かれたのですが,「数十年継続的に頑張るなら,なんでもできる,であろう」というのが感想ではあります.「質を伴った人の蓄積」こそが重要なので.

金曜(イスラム圏では休日)だったためか構内にはほとんど人はいませんでしたが,このスペースセンター,百数十名の勤務者がいるそうです.UAEの宇宙庁とここの人たちが今後どれだけ継続的に頑張っていくか,それ次第かと.

12月 Birthday

修士2年の高見です。

今年も我らがBOSSの笠羽教授とともに祝って頂きました。

今回は、4年生の院試合格、M2の内定祝い(& D進学見込み祝い)、クリスマスパーティーも兼ねて盛大にやってくれました。

さらに、12月はジオスペース探査衛星あらせのバースデー(打ち上げ)でもありました!(去年12月は金星探査機あかつきの金星軌道導入も行われました。)本当に12月は大きなイベントが多いです。

これからも12月誕生者、誕生機は厳しい環境(修論、放射線帯)に負けずに活動して行きます!

修士2年 高見(修論執筆中)

C領域忘年会報告

毎年恒例のC領域忘年会。わくたい研究室では今年も「KASA-BAR」を開き、お客さんがたにカクテルをふるまいました。

さて、今年のオリジナルカクテルはこちら!!

やさしい口当たりのノンアルコールカクテル「シンデレラ」、

SGEPSS(学会の名前)の語感で創作したビア・カクテル「SGEPSS」、

金星の濃厚な大気をイメージした生クリームの雲がインパクトのある「VENUS」、

最後にオーロラを連想させるグラデーションがきれいな「オーロラ・スプライト」の4つです。

KASA-BAR前の装飾もばっちり!

この日のために練習したんだ・・・高速のシェーカーさばきは見切れまい!!(by秋葉)

個性豊かなお酒でしたが、楽しんでもらえたようです。

一番人気は「VENUS」でした。

来年のKASA-BARも楽しみだな。

(文責:秋葉)

[2016/12/21] ERG衛星:12/20 20JST 打上 — 衛星分離 — 命名「あらせ」くん

ERG-PWE現地派遣組の 松田さん(名大・ISEE)からのお土産写真を頂きました.

ERGくん,ロケット分離・軌道投入・自立(太陽電池パネル展開,姿勢確立)に成功したようです.新たについたお名前「あらせ」くん.ひさき(打ち上げ前のお名前は「EXCEED」)もそうでしたが.商標の関係で「ERG」は使えないそうで.

http://fanfun.jaxa.jp/topics/detail/9258.html
http://www.jaxa.jp/press/2016/12/20161220_arase_j.html

この先は,ロケットから離れて一人旅ですが,衛星SYSTEMメンバーのご尽力の元,無事に我々PWEの正月明け仕事「PWE-ON > Wire Antenna伸展 > 実観測開始」に至れることを祈っております.放射線帯内を右往左往する「業務」なのでシビアな世界ですが,がんばってくださいませ.(またWire先端球の表面コーティングが熱圏の原子酸素にやられてなくなってしまわないことも,祈っております.なるべく,最低高度を上げてくださいませ・・・)

<以下は 2016/12/18(日)>

上杉神社へのお参り(2016/8/6)と射場への移動(2016/9/29)を経た半年を経て,延びるのかなと思っていた JAXAのジオスペース観測衛星・ERG (Exploration of energization and Radiation in Geospace) の打ち上げが,珍しくも予定通り,2016/12/20 20-21時に,JAXA・内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県)から行われます.打ち上げポスターは「吹けよ風,呼べよ嵐」みたいな標語.

私は搭載されるPWE(電場・プラズマ波動観測機)の副主任研究者ですが(対欧州協力であるBepiくんとJUICEくんがあるため,現在は金沢大・笠原さんが主任),講義があるので,仙台から以下で打ち上げ見物の予定です.我々お客としては「ロケットはうまくいって当然!」.上がっていただきましょう.

問題はあくまでも「衛星!」.打上後に最初に日本上空に戻ってくる「第一可視」が重要です.私にとって,自分が直接開発に関わった衛星の打ち上げは,火星探査機Nozomi,オーロラ観測小型衛星Reimei,紫外線・極端紫外線望遠鏡衛星Hisaki,に続いて4回目.「打上勝率100%」は,日頃の行い(+上杉お札)もあって硬い...とはいえ,ロケットは依然としてrisky business.みなさまと共に見物しつつ,まずは旅路の門出である「周回軌道投入」の成功を祈ります.

観測機器は,当日昼の動作試験が終われば電源OFF,あとは衛星の状態が安定する年明け後までやること・できることもなく,ただ祈るのみ.年賀状は12/21以降に書く予定です.

[2016/12/14] NASA Group Achievement Awardを受賞 — 火星探査機MAVEN

寺田直樹准教授、中川広務助教、寺田香織研究員、黒田剛史客員研究員が火星探査衛星MAVEN Science Teamの一員としてNASAよりGroup Achievement Awardを受賞しました。

受賞者:MAVEN Science Team(寺田直樹准教授、中川広務助教、寺田香織研究員、黒田剛史客員研究員を含む)

賞名:NASA Group Achievement Award

受賞日:2016年12月

 

鎌田有紘さんが学生発表賞を受賞

博士課程前期1年の鎌田有紘さんが第140回地球電磁気・地球惑星圏学会の学生発表賞(オーロラメダル)を受賞しました。

受賞者:鎌田有紘 博士課程前期1年 惑星大気物理学分野

学会名:地球電磁気・地球惑星圏学会

賞名:学生発表賞(オーロラメダル)http://www.sgepss.org/sgepss/history/students.html

受賞対象課題:Simulation of the ancient Martian climate with denser pure CO2 atmosphere using a general circulation model, DRAMATIC MGCM

受賞日:2016年12月1日

垰千尋さんが大林奨励賞を受賞

客員研究員の垰千尋さんが第140回地球電磁気・地球惑星圏学会総会・講演会にて大林奨励賞を受賞しました。この賞は地球電磁気・地球惑星圏学会の35才以下の若手会員の中で独創的な成果を出し、さらに将来の発展が見込まれる研究を推進している者に与えられる賞です。垰千尋研究員は「数値モデルを用いた木星型惑星の熱圏ー電離圏ー磁気圏結合系の研究」の業績により、今回の受賞となりました。

受賞者:垰千尋 客員研究員(惑星大気物理学分野)

賞名:大林奨励賞

受賞対象課題:数値モデルを用いた木星型惑星の熱圏ー電離圏ー磁気圏結合系の研究

受賞日:2016年11月22日

学会名:地球電磁気・地球惑星圏学会

[2016/10/8] 北くんのひさき衛星を用いた結果がEOS誌に

木星オーロラは地球のオーロラとは違い、非常に強力なオーロラが常に観測されています。このオーロラは主に赤外線や紫外線で観測が行われており、時間変化や空間変化に関する議論が交わされています。

これまでのハッブル宇宙望遠鏡や地上望遠鏡などの大型施設を用いた観測は、年間に数日~1,2週間しか使用できませんでした。数時間~数週間の時間スケールでダイナミックに変化する惑星磁気圏を調べるには、より連続した観測が必要になってきます。

JAXAのひさき衛星は極端紫外の分光観測衛星で、惑星大気・磁気圏を主な観測ターゲットにしています。ひさき衛星も木星オーロラを観測していますが、この衛星の特徴的な点は長期観測できる点にあります。ひさき衛星の連続性を最大限に活用し、木星オーロラの新たな特性が解明されており先日EOS誌で特集されました

まだまだ謎が多い木星ですが、今後もひさきと共に研究を進めていくことで次第に明らかになっていくことでしょう。

Kita, H.; Kimura, T.; Tao, C.; Tsuchiya, F.; Misawa, H.; Sakanoi, T.; Kasaba, Y.; Murakami, G.; Yoshioka, K.; Yamazaki, A.; Yoshikawa, I.; Fujimoto, M. (2016), Characteristics of solar wind control on Jovian UV auroral activity deciphered by long-term Hisaki EXCEED observations: Evidence of preconditioning of the magnetosphere?, Geophys, Res. Lett., 43, 6790-6798, DOI:10.1002/2016GL069481.

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Credits: NASA, ESA, and J. Nichols (University of Leicester)

[2016/10/1] 木星探査機JUICE/RPWI-Japan 紹介 @ 遊星人(日本惑星科学会誌)

(by 笠羽)
欧州宇宙機関(ESA)の木星探査機JUICE(JUpiter Icy Moon Explorer:2022年打ち上げ)に搭載される「Radio and Plasma Wave Investigation」(RPWI: 電波・プラズマ波動探査装置)の紹介記事が,遊星人(日本惑星科学会誌)最新号で出版されました.欧州との共同作業なので全体として何がどう動いているのか見えにくいと思いますが,関係諸氏は恐縮ですがざっと眺めてご理解いただけると幸いです.
なお,以下の流れを部分部分で組んでいますが,低温・高放射線といった環境も違いますし,見る対象も組む相手も違うので,ほとんど新規です.まあ,新規だからやる気も起きる.
<礎となった先行missions> Akebono / Geotail / Nozomi / Kaguya / ERG / BepiColombo

みんなでふたたび木星へ,そして氷衛星へ  その4 ~電波・プラズマ波動観測器 RPWIの飛翔へ,
日本惑星科学会誌, 25, 3, 96-107, 2016.  (Author: 笠羽 康正, 三澤 浩昭, 土屋 史紀, 笠原 禎也, 井町 智彦, 木村 智樹, 加藤 雄人, 熊本 篤志, 小嶋 浩嗣, 八木谷 聡, 尾崎 光紀, 石坂 圭吾, 垰 千尋, 三好 由純, 阿部 琢美, Baptiste Cecconi, 諸岡 倫子, Jan-Erik Wahlund, JUICE-RPWI日本チーム)

JUICE RPWI EM2 (2016/10)

なお直近のニュース: 懸案の1つであった「9/24-26に,明星電気でPreampボックス(RWI)EM-1号機の振動試験を実施.打上振動に耐えることは証明した.(・・・が,ちょっと改良しようかな,とも思った.明星のみなさま & ポーランドのみなさまと相談中)」です.

本学では,私(RPWI 副主任研究者,日本側の代表・開発統括),および以下の方々が主力として絡んでいます.国内では金沢大・京大・名古屋大・RIKEN等,国外ではスウェーデン(全体まとめ)・ポーランド・フランス・チェコ・オーストリア・イギリス・・・と,多くの皆様のお手伝いを頂きつつ.

・三澤浩昭 准教授(惑星プラズマ・大気研究センター [惑星電波観測]): 日本側担当の高周波レシーバ,特に電波プリアンプ(RWI)の開発.木星周回探査機の外に暴露されて低温・高放射線に耐え抜くことを要請される,最も難易度が高い部分です.衛星開発は初ですが,PPARCの地上電波望遠鏡の総責任者であり,能力は証明済.

・土屋 史紀 助教(惑星プラズマ・大気研究センター [惑星電波観測]): 日本側担当の高周波受信部,特にレシーバ(HF)とその制御ソフトの開発.欧州側との複雑なI/Fを仕切る,これまた難易度が高い部分です.PPARCの地上電波望遠鏡開発や,Hisaki・ERGでその能力は証明済.

・熊本 篤志 准教授(地球物理学専攻 [宇宙電磁気]):木星電波の反射を応用したガニメデ・オイロパの氷地殻(とその下の地下海)の探査を行う「パッシブレーダー機能」の開発.そもそも行ってみないと本当にできるかどうかは不明という,これまたしんどい部分です.Akebono・Nozomi・Kaguya・ERGで,その能力は証明済.

・加藤 雄人 准教授(地球物理学専攻 [宇宙電磁気]): 他機器のデータとまとめて探査機内での高度データ処理を行う S-WPIA機能(ソフトウェア型波動-粒子相互作用解析装置)の開発.ERGで初めて搭載する機能なのでその実証を要しますが,惑星への展開は史上初.

<関連>
記事:[2016/7/21-15] 木星探査機JUICE/RPWIチーム会議
記事:[2016/2/7-21] 欧州木星探査機JUICE: RPWI – EM1統合試験
記事:[2016/1/23-24] SUBARU木星観測:COMICS
記事:[2015/4/20-24] 欧惑星探査機への巡業:火星探査機と木星探査機
記事:[2015/1/30-2/2] 木星観測@Subaru, ハワイ

#木星探査機JUICEについては以下もご参照下さい。
・日本側事情 https://juice.stp.isas.jaxa.jp/
・欧州側事情 http://sci.esa.int/juice/JUICE (Credit: ESA)

[2016/9/29] ERG衛星:内之浦(打上場)へ移動

(by 笠羽)
本学・地球物理学専攻メンバーが以下のスキームで中核を担ってきた JAXAのジオスペース観測衛星・ERG (Exploration of energization and Radiation in Geospace) が,2016年度末の打ち上げを目指して,JAXA・内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県)へ移動します.これに先立って,JAXA宇宙科学研究所(相模原)で9/29に報道公開が行われました.(私はスイス・ベルンで今週開催中だった「JAXA 紫外線・極端紫外線望遠鏡衛星Hisakiのサマリ会合」に仙台からTV会議で出ており,「そう聞いた」だけではありますが.)

この衛星は,地球周辺の宇宙空間に広がる高エネルギー電子が蓄積される「バンアレン帯(放射線帯)」の成因を調べるため,電子と電磁場を同時観測してその相互作用を解明するものです.本学は地球・太陽・惑星における高エネルギー現象の研究を主目標のひとつとしてきており,この衛星はこの目標に向けた長年の研究における画期となります.内之浦でのフライト前最終試験は,10月から開始されます.

ERG衛星 20160930 (© JAXA)相模原における出荷前のERG (©JAXA)

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<東北大学からの参画>
・小野 高幸 名誉教授(元・地球物理学専攻):元・プロジェクト全体の主任研究者(PI).在職時の2013年の12月にご逝去.後継は,本学出身(地球物理学専攻)の三好由純准教授(名古屋大・宇宙地球環境研究所 准教授).

・わたくし – 笠羽 康正 教授(地球物理学専攻 [惑星大気物理]):本衛星に搭載される PWE(電場・プラズマ波動観測機)の主要メンバー.2015年まで主任研究者.2016年以降,笠原禎也教授(金沢大・電子情報科学専攻)へ交代し,現在は副主任研究者,15m長で衛星から展開される4本のワイヤアンテナ(WPT-S)とDC電場レシーバ(EFD)の責任者,およびオンボードデータ処理部のコア部開発担当.
電場・プラズマ波動観測は,日本の宇宙科学衛星において長年東北大他が担ってきたもので,本学にとっては大家寛 名誉教授,小野 名誉教授の松明を継ぐものでもある.PWEは,2018年打上予定の日欧合同水星探査機BepiColomboに搭載されるPWE(電場・プラズマ波動観測機)の技術を先行して地球周回に展開するもので,欧州宇宙機関(ESA)が2022年に打上予定の木星・氷衛星探査機 JUICE(JUpiter ICy moons Exploler)に搭載されるRPWI(電波・プラズマ波動観測機)にも受け継がれる.(笠羽は前者の主任研究者,後者の副主任研究者・日本側チーム代表)

・熊本 篤志 准教授(地球物理学専攻 [宇宙電磁気]):PWE を構成する HFA(高周波電波レシーバ)の責任者.BepiColombo-PWI・JUICE-RPWIにおける開発担当を兼ねる.

・土屋 史紀 助教(惑星プラズマ・大気研究センター [惑星電波観測]):PWE を構成する HFA の開発,特にオンボード・地上データ処理部を担う.JUICE-RPWI における開発担当を兼ねる.

・加藤 雄人 准教授(地球物理学専攻 [宇宙電磁気]):本衛星に搭載される S-WPIA(ソフトウェア型波動-粒子相互作用解析装置の開発担当,特に大規模数値シミュレーションによる動作原理の開発.主任研究者は,小嶋浩嗣 准教授(京大・生存圏研究所).
この装置は,PWEなど複数機器の観測データをまとめて衛星内で高次処理するもので,この種の「衛星内高度データ処理」は非常に珍しい.ERG衛星は地球の放射線帯を構成する相対論的エネルギー電子の成因を調べることを主目的に据えるが,本装置はその主役となる

他にも,小原隆博教授(惑星プラズマ・大気研究センター・センター長)らが高エネルギー粒子観測,坂野井健 准教授(惑星プラズマ・大気研究センター[惑星分光観測])らが地上オーロラ観測などで参加し,グループ総動員でこのミッションを支えていくことになる.
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<報道>
河北新報  http://www.kahoku.co.jp/naigainews/201609/2016092901001528.html
共同通信 http://this.kiji.is/154175409391304708?c=110564226228225532
朝日新聞 http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/asahi/nation/ASJ9Y4PWMJ9YULBJ007
毎日新聞  http://mainichi.jp/articles/20160930/ddp/012/040/015000c
産経新聞 http://www.sankei.com/photo/story/news/160929/sty1609290021-n1.html
東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016092901001528.html
神奈川新聞 http://www.kanaloco.jp/article/202521
静岡新聞  http://www.at-s.com/news/article/science/286750.html
中日新聞 http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016092901001528.html
神戸新聞 https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201609/0009537178.shtml
高知新聞 https://www.kochinews.co.jp/article/52455/
西日本新聞 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/278357
長崎新聞 http://www.nagasaki-np.co.jp/f24/CO20160929/sc2016092901001528.shtml
日刊工業新聞   https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00401566

宇宙作家クラブ http://www.sacj.org/openbbs/ (えらく細かい.うーむPWE所属のMSCの写真もあるな.仕事中に撮ったものは公開できないはずなのが,こういうイベントで撮ったらいいわけですね.)
Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160929-00000145-jij-sctch

NHK http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160929/k10010711621000.html
テレビ朝日 http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000084535.html

放射線帯(ヴァンアレン帯)を飛翔するであろうERG衛星の図.
せっかく上杉神社でお札も頂いたので,無事の旅立ちを祈る(© ERG project)
ERG (© ERG project)