Haleakala photos

皆様, マウイ駐在中川です.

帰国まであと一ヶ月となりました. いろんなことがありましたが, たくさんの人たちに助けられながらなんとか無事に終われそうです. 長年開発してきたヘテロダインで金星観測に成功したのが一番の土 産ですが, 夏残りを金星に, そして冬の火星の準備をして帰国したいと思います.

夏休みに遊びに来たOBの星野くんと宇野くんが撮ってくれた素敵なハレアカラ観測所の写真を載せます.

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IRTF土星観測

ハワイの中川です。先日IRTFのSpeXという装置を使って、土星を観測しました。私はマウイから、青木くんはイタリアから、北くんは日本から、の完全リモートでしたが、無事にデータを取得することができました。私は(本当に)何もせず見てるだけでしたが、青木くんと北くんが頑張っておりました。TOのエリックさん、そして前回TOだったボビーさんもskypeで色々と援助いただきました。みんな本当に親切・・・・。青木くんからKバンドとMバンドの土星の画像が送られてきたので添付します。綺麗ですねぇ。Enjoy!

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[2015/4/20-24] 欧惑星探査機への巡業:火星探査機と木星探査機

(by 笠羽)
欧州の惑星探査機に関わる二つの会議をはしごして参りました。

4/20-21には、ベルギー・リエージュのLiege Space Centreにて。2016年打上予定の欧火星探査機 ExoMars Trace Gas Orbiter(TGO)に搭載の赤外線分光器 NOMAD のチーム会合。ようやく、フライトモデルの試験がほぼ終了したタイミングでの会合です。チームの主体はベルギー・イタリアで、Mars Expressに絡んで長年のお付き合いであるイタリア・IAPSのMarco Giurannaや昨年12月からあちらで働く青木翔平くんと漫談しつつの、楽しい研究会でした。
NOMADは、ロシア・フランス組の ACS とともに、火星周回軌道で初の精密な大気組成・高度分布の分析を可能とします。二日目には、このテーマに絡んでうちがMarcoたちと進めてきた探査機・地上観測研究の紹介とこのミッションへの期待、ついでに本学ハレアカラ60cm望遠鏡と中川くん進める赤外線ヘテロダインの現状紹介もしてきました。
起源が謎のままの火星メタン観測といえば「イタリア組とNASA組」なのですが、NASA組の重鎮 M. Mumma (GSFC) ともえらくマニアックな会話をしてきました。考えたら、我々とイタリア組とNASA組しか、現時点ではこのテーマに関わる観測はしていない・・・・ので、自ずから苦労話になります。Mummaはその昔ヘテロダインもやっていたし、中川くんが最近遊んでいただいているTed Kostiuk (同じくGSFC)と一緒のところですので、うちの60cmにも妙に突っ込みが厳しい。

4/21夕に電車でパリに移動し、4/22-24には、パリ第六大学(ノートルダム寺院近く)のプラズマ研究所(LPP)。2022年打上予定の欧木星探査機 JUICE 搭載の電波・プラズマ波動観測器 RPWI のチーム会合。こちらは、2016年1月に初の「試作モデルを持ち寄った統合試験」をすべく、この会合で「設計を決める!」段階。うちからは、高周波電波(80k – 45MHz)をカバーする電波観測レシーバーを提供(スウェーデン・IRFUポーランド・SRC [Poland語ではCBK, 宇宙研究センター]との共同)する「現物提供参加」になります。
このチームのSweden・France組は、オランダ・ライデン近郊のESA/ESTECでフライト前試験に入りつつある BepiColombo / MMO (ESA担当のMPOと統合され、2017年打上予定)のPWIチームで延々とお付き合いする仲です。Poland組は我々は初めてですが(加えてチェコ組が参加)、5月末に設計確定する担当部分の設計をようやくほぼ確定できる交渉・調整が済みました。これで、木星電波や、それを使ったガリレオ衛星の上空大気および地下海の遠隔探査が、実際にできるかな、という気分に。
晩には、同じキャンパスの LATMOS、すなわち先日阪本くんが訪問したところで未だのうのうと遊んでいる寺田くんを捕まえて、垰さん(IRAP・ツールーズからこの会合に参加)・東北大組でのんびり夕ご飯を食べました。まあ、最近はメールやSKYPEで結構日常的な会話・雑用は一緒にやってしまえるので、「久しぶりという感じがまったくしないねえ」。香織さんやお子さんともども、7月までのんびりお過ごしください。その後はまったく保証いたしませんが。

(初の投稿ですね。まだ習慣になっていないので、写真がないぞ。)
JUICE RPWIチーム:全員集合!

RPWI全チームメンバー! 日本からは、私・三澤・加藤(東北大)と奈良さん・谷本さん(明星電気)が参加。IRAP(ツールーズ)で働いている垰さんもあちらのメンバーとして来たので、結構な割合です。

ポーランド Space Research Centreの機構技術者 Marta Tokarzさんと。
メール
でいろいろお仕事を投げている「相方」、Poland Space Reserch Center (SRC)のMartaさん。うちが入る「アンテナプリアンプ」の「アンテナ部・シャーシー部」すなわち機械部分を作ってくれる方。いろいろ無理言ってすみませんね。どうもありがとうございます。

GW @ MAUI

今年のゴールデンウィークはハワイ、マウイ島でバカンスを満喫しています!(4/27~5/11)

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嘘です。ちゃんと観測をしています。

嘘です。まだ、観測できていません。

天候と機器のトラブルにより、まだ金星の観測は始まっておりません。(マウイ7日目)

しかし、その間にはツールのインストール、解析プログラムの調整、ヘテロダイン分光器の説明、望遠鏡の使用方法、マウイ観光と大忙しです。

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明日から帰国までマウイの天候は絶好調らしいので、本業に気合い入れて観測いきます!(5/2)

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やっと観測できました!(5/3)

今回の出張では、ヘテロダイン分光器と望遠鏡の操作方法を学び、実際に自分で地球型惑星の中の一つの金星を観測し、昼面のnon-LTE emissionと夜面の大気の吸収の2種類のデータを取得しました。

昼面のデータは卒業研究で行ったプログラムで温度と風速の誤差を評価し、夜面のデータはAMATERASUという解析ツールで温度と風速の鉛直分布を導出します。

今回取得したデータが十分信頼できるものであれば5月のJpGUのポスター発表で報告する予定で研究を進めています。

 

M1 高見

 

1/26~2/6 ドイツ滞在記

大変遅くなりましたが、1/26-2/6にドイツのマックスプランク・ソーラーシステム研究所(Max Planck Institute for Solar System Research, MPS)に滞在してきましたので報告します。

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MPSの前で。出っ張った部分で研究をしていました。

 

研究所内にあるゲストルームに滞在し、研究に集中できる環境で約2週間がっつりやってきました。

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ゲストルーム、MercuryからNeptuneまで名前がついています。

 

そして、最終日1日前にはセミナーを開いていただき、そうそうたる方々を前に自分の研究を紹介しました。

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セミナー風景

たどたどしい英語でしたが、コメントをいくつかいただきとても良い経験となりました。

観光も少し

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ゲッティンゲンの町にある惑星のオブジェクト。実際の距離の比、サイズの比で並んでます。さすが学術都市!

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有名なガチョウ娘リーゼル。ゲッティンゲン大学の博士号取得者が像にキスをする風習があるらしい。

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ハン・ミュンデンの町並み。昔の風景が残っているそうです。

 

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お世話になったAlexander Medvedev氏とハンミュンデンにて

 

多くの貴重な体験をさせていただきました。行かせていただきありがとうございました。また、現地でお世話になったMPSの方々や黒田さんありがとうございました。この経験を生かしてさらに頑張っていこうと思います。(伊藤)

 

 

マウイにも春の到来

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マウイ駐在の中川です。長年片目のままだった仙台だるまにようやく両目が揃いました。2015年3月22日、晴れてお披露目に耐えうる金星データが赤外ヘテロダイン分光器によって得られました。万歳。苦節5年。色々ありましたが装置開発もようやく実を結びました。ヘテロダインの装置論文も急ピッチで執筆中です。マウイでは春の到来を伝えるジャカランタの紫色の華が咲き始めました。

[2015/1/30-2/2] 木星観測@Subaru, ハワイ

2015年1月29日-2月2日にかけてすばる望遠鏡での観測のためハワイへ行ってきました。

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寒い1月の仙台を離れ暖かいハワイへ。ただ19時間という時差をうまく攻略できず滞在中体調を崩してしまいました。しかしハレポハクのご飯は毎度とてもおいしく、おかげで観測までには体調は回復しいざすばる望遠鏡へ。

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観測対象は木星です。過去2回観測に同行させてもらったのですが、なかなか天気に恵まれず私の日頃の行いが疑われてきていたのですが今回はみごとに晴れてくれました!観測は30日の夕方から翌日の朝までだったのですが一貫して快晴!安心しました。
木星が顔を出す前に天王星の観測を行いました。K-bandフィルターを通してみるときれいな輪を見る事が出来ました。その後登って来た木星もくっきりと写り天気のよさを改めて実感。いいデータが取れたと思います。今後このデータを使って解析するのが楽しみです!!

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藤澤

12/15-19 AGU fall meeting

昨年の12/15~19にアメリカ・サンフランシスコで開催されたAGU fall meetingに参加しました。

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12月のサンフランシスコはクリスマス間近のため至るところでイルミネーションがされており、街全体が華やかな雰囲気に包まれていました。

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そんなサンフランシスコで開催されるAGU(アメリカ地球物理学連合)は地球物理学会の中では世界最大規模で、今回の参加人数はなんと約24,000人!
そのため学会はコンベンションセンター2つをフルに使って開催されます。

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ポスター会場はこんな感じです。自分の見たいポスターまで行くだけでも一苦労でした。

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私のポスターにも多くの研究者が訪れ、初めてお会いする海外の研究者にも自分の研究をアピールすることができました。
写真は地球電離圏の研究を行っているBenjamin氏とお話しているときのものです。

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また写真はありませんが、exhibitionブースは半ばお祭り状態で、カレンダーやエコバッグなどを無料で配布していたり、鉱物関係のブースではなんとダイヤやルビーなどのアクセサリーも販売されていました!
(学生の私には手頃な価格ではなかったので買えませんでしたが・・・)

とにかく巨大な学会でその雰囲気に圧倒されたところもありますが、その分教科書に載っているような著名な研究者の発表を多数聞くことができ、大変貴重な経験ができた5日間でした。

(文責 高橋)

12/17 C領域忘年会

2014年12月、雪が降り始めた仙台の青葉山では、年の最後のイベントとして17日(水)に太陽惑星空間系領域(C領域)の忘年会が行われました!!

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本番を前に緊張気味の司会進行役阪本大先生(M1)

惑星大気のメンバーだけでなくSTPPやPPARCの3研究室合同で開催されるこの忘年会では、4年生が食事やお酒を作ったり、生徒と教員一緒になってゲームをしたりします。
惑星大気では、4年生が「KASA-Bar」でお酒を作ってくれました!!
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左から前田ちゃん、たかみー、むんむん(皆B4)

STPPはお寿司、PPARCは鍋を作ってくれて、どれもみなおいしくいただきました。ありがとう4年生のみんな。
そして食事の後はゲーム大会!各研究室対抗で得点を競います。今年は惑星大気が見事優勝!!

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今年の忘年会を無事終える事が出来ました!
皆さんも年忘れに楽しくさわぐことができていたなら本望です。

これで我々現M1 主催のイベントが終わってしまいました。が、来年は修論に向けて気合いを入れなければならない年、就職活動をする人もいます。忙しい年になりそうですがまたイベントを企画し楽しい一年にしていきたいと思います。

 

M1藤澤

御礼と報告 全国オーロラ講演

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全国オーロラ講演会仙台支部支部長中川です. 今年で早5年目を迎えました. 今年は初めての試みばかりでエキサイティングでした. 仙台市天文台さんの協力のお陰で, 7月から9月まで3ヶ月間の定期公演, プラネタリウムで週に一度全天周オーロラの上映会を実施しました. 私たちの予想を遥かに越える沢山のお客様に来場いただきました. 急遽1日1回を2回に増やし, 整理券を朝から配布し, それでも夜の開演前には長蛇の列ができるなど, 私たちの想定の至らぬ故に沢山の方にご不便とご迷惑をおかけしてしまいました. しかしお陰様で, 最初から最後まで全ての回で満席御礼, 沢山の方にオーロラを体感していただけたと思うととても嬉しく思います.

来場者: 4,540名(プラネタリウム全17回充席率98.9%!!) + 27,553名(展示)

初回にはオーロラ映像制作ならびに全国オーロラ講演会の長である国立極地研究所准教授片岡龍峰氏にもきていただきました. 最終回には小生も参加させていただきました. なによりも天文台の皆様のお陰でこの初の試みは成功しました. 協力・後援・協賛の皆様にも御礼申し上げます. 本当に有難うございました.

明日は, 今年の締めくくりとしてプラネタリウムで17:10から講演会を実施します. これも初の試みです. オーロラ見納め, それにちょっとした宇宙旅行も. 是非ご来場ください. [写真は成蹊大学藤原均撮影北欧にて]

12/21 オーロラとわたしたち生命

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12/21(日) 仙台市天文台でオーロラ講演をします. 17:10からです. 限定オリジナルバッジ付きです (料金300円). チケットは12月13日(土)から仙台市天文台で販売します. 国立極地研究所の片岡龍峰さんの全天オーロラ映像と火星のお話をちょっとだけ. 奮ってご参加ください.  (中川)

12/1-6 MAVEN PSG

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中川です. 寺田さんとともにコロラドに来ています. NASAの火星探査機MAVENの会合に参加するためです. 私が特に興味があるIUVSという紫外分光器のチームミーティングでは, 先週火星でとれたばかりの最新のデータをみることができ, その綺麗さに驚嘆しましたが, 何よりチームの万全な人員体勢に驚きました. 改めて格の差を見せつけられた, という感じです. PIのNickさん他IUVSチームの人たちのいい雰囲気の中, 我々の解析プランを紹介することができたのが何よりでしたし, データの質なども知ることができて解析のイメージが湧いてきました. Nickさんとは震災以来の再会でした. 思わずヘテロダインの話もさせてもらいました. 今後よい共同観測ができればと願います. Frank Montmessinとの再会は嬉しく, まともに話したのは2009年以来です. またFrank Lefevreさん, そしてLeblancさんという著名な研究者たちと過ごせたのはとても刺激的でした. MAVEN全体会合では, 超ハイテンションFast Kellyと思わぬ再会…. 来週からいよいよIUVSのLevel 1cデータがアップされます. 身の引き締まる思いです. 写真はレセプションのあったプラネタリウムでの一場面 (寺田さん撮影).