木星赤外オーロラの地上観測

木星極域では,中性H2 分子やH3+イオンによる赤外オーロラが生じています。木星オーロラは赤外線の他にX線や紫外線でも見ることができますが、赤外線オーロラのみが地上から観測することができます。私たちは、ハワイ・マウナケアにあるNASA Infrared Telescope Facility (口径3m)や国立天文台すばる望遠鏡(口径8.2m)に取り付けられている高分散分光器を用いて、木星極域の温度や風速場を調べ、木星オーロラの変動要因を明らかにしようとしています。(北元)

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(すばるでの観測の様子)