火星大気大循環モデル(MGCM)による火星古大気シミュレーション

現在の火星には液体の水が流れた痕跡が数多く残されており、こうしたことから太古の火星は液体の水が存在できるような温暖で湿潤な環境であったと考えられてきました。

しかし、現在まで様々なモデルによって火星の古大気がシミュレーションされてきましたが、未だ液体の水が存在できる環境を再現できておらず、私は様々な物理過程を考慮することで、この謎を解き明かしていきたいと考えています。 鎌田 有紘[M1]

左図:1000hPaでのCO2積雪分布
右図:1000hPaでの年平均地表気温

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